弁護士で有名な北村晴男さんの息子である北村晃一さんについて紹介します。
北村晃一さんは高校時代に甲子園を目指した野球少年でしたが、やがてゴルフへの情熱を抱き、大学時代にプロへの転身を決断しました。
この記事では、北村晃一さんのプロフィールと共に、北村晴男さんが息子・晃一さんに与えた影響やゴルフへの適性、そしてプロゴルファーとしての実力や実績に迫ります。
北村晃一のwikiプロフィール

- 本名:北村 晃一(きたむら こういち)
- 生年月日:1985年1月2日(40歳)
- 出身地:神奈川県
- 身長/体重:170cm/72kg
- 血液型:B型
- 出身校:中央大学(法学部)
- 所属:ダック技建
- ゴルフ歴:22歳から
- プロ転向:2009年12月17日
- ツアーデビュー:2011年4月28日 中日クラウンズ
- 家族:父は弁護士でタレントの北村晴男
- 得意クラブ:パター
- 趣味:マンガ、カラオケ
- 愛車:セルシオ
北村晃一さんは、父親が弁護士でタレントの北村晴男さんであり、家庭環境にも恵まれた環境で育ちました。
桐光学園高校時代には野球部に所属し、甲子園に2度出場するなど、スポーツにおいても優れた才能を発揮していました。
大学は中央大学法学部に進学し、当初は弁護士を目指していましたが、大学4年生でゴルフに本格的に取り組み始め、プロを志すようになりました。2009年にはプロテストに合格し、プロゴルファーとしての道を歩み始めました。
プロゴルファーとしては、2014年の「九州オープン」で優勝し、2017年には「関西オープン」で4位に入賞し、初のシード権を獲得しました。そして、2024年には「太平洋クラブチャレンジ」で念願のツアー初優勝を果たしました。
北村晃一が法学からゴルフへ転向した理由3選

北村晃一さんが甲子園出場の高校球児からゴルフへ転向した理由は、主に以下の3つです。
①ゴルフへの強い情熱の芽生え
大学4年生のとき、北村晃一さんはゴルフを本格的に始めました。
それまで弁護士を目指して法学部に在籍していたものの、ゴルフへの情熱が次第に強くなり、進路を変更する決断を下しました。
この時期にゴルフへの強い情熱が芽生え、プロゴルファーを志す決意を固めたとされています。
②父・北村晴男からの影響とゴルフのセンス
北村晃一さんの父親は弁護士でタレントの北村晴男さんであり、子供のころからゴルフを勧められていました。
初めてのラウンドでは、90という好スコアを記録するなど、ゴルフのセンスを自覚するきっかけとなりました。
この経験が、ゴルフへの興味を深める要因となったと考えられます。
③自分の適性と将来への自己分析
就職活動を通じて、北村晃一さんは「サラリーマンには向かない」と感じるようになりました。
起業なども考えた末に、自分と向き合い、ゴルフで生きていく道を選ぶ決断をしました。
この自己分析により、自分の適性を見極め、ゴルフの道を選ぶこととなりました。
これらの要因から、北村晃一さんは高校野球からゴルフへ転向し、プロゴルファーとして成功を収めています。
北村晃一さんは転向は、ゴルフへの情熱と適性を見出し、将来の可能性を信じた結果であり、その決断が実を結んでいると言えるでしょう。
北村晃一のプロゴルファーとしての実力は?

北村晃一さんは、プロゴルファーとしての実力を着実に証明しており、特にプロ16年目でつかんだ快挙がその実力の裏付けとなっています。以下にその実力を詳しくご紹介します。
プロ16年目でのツアー初優勝
北村晃一さんは、プロとして16年の年月を経て、2024年開催の「太平洋クラブチャレンジトーナメント」で念願の初優勝を果たしています。
最終ラウンドで6バーディ・ノーボギーの「66」を記録し、逆転勝利を演じました。この劇的な勝利は、長年の努力と実力が結実した証です。
生涯獲得賞金・ツアー成績
2025年6月現在、北村晃一さんの公式ツアー通算獲得賞金は約4,089万円に上ります。
優勝は1回にとどまるものの、2021年ダンロップ・スリクソン福島オープンで通算−19、8位に入るなど、上位争いにしっかり絡んできました。
2019年の日本プロゴルフ選手権では序盤に首位に立つ場面もあり、高い実力を発揮してきました。
スタッツ・プレースタイル
2025年シーズンの北村晃一さんは、賞金ランキング75位、平均ストローク73.1、平均ドライバー飛距離271ヤード、フェアウェイキープ率59.0%(23位)という高水準を維持しています。
特にショットの安定性が際立ち、コースマネジメント能力とリカバリー力の高さも光ります。
長年シード権争いを続け、QT(予選会)で苦杯をなめながらも粘り強く戦い抜き、念願の初優勝につなげた実力派です。
総じて、北村晃一さんは「遅咲きながら確かな実力を積み重ね、安定性とメンタルの強さでプロ初優勝を果たした実力派プロゴルファー」です。
ショットの安定感と試合を決める集中力により、今後もツアーでのさらなる活躍が期待されます。
まとめ
- 北村晴男の息子である北村晃一は、桐光学園高校時代に野球部として甲子園に2度出場した。
- 北村晃一は中央大学法学部で弁護士を目指していたが、大学4年生でゴルフに出会い、強い情熱を感じて転向を決意した。
- 父・北村晴男からの影響もあり、北村晃一はゴルフのセンスを早くから発揮していた。
- 自分の適性や将来について真剣に考えた結果、北村晃一はプロゴルファーの道を選んだ。
- 2009年にプロテストに合格し、2024年にプロ16年目でツアー初優勝を果たした。
- 北村晃一は安定したショット力と粘り強さを持ち味とし、プロとして着実に成績を伸ばしている。
北村晴男さんの息子である北村晃一さんは、父の影響を糧にしつつ、自らの情熱と自己分析に基づいてゴルフ界で輝きを放つ実力派プロゴルファーとして確固たる地位を築いています。